結論:残念ながら、転職をしたことで不幸になってしまうケースもあります。
転職をすれば年収UPやワークライフバランスが充実しそう!!
と思う一方で、失敗したらどうしよう、今の方がよかったと後悔したくない・・・と、
不安と隣り合わせだと思います。
実際に良いことだけでなく、不幸な転職になってしまった、というケースも残念ながら存在します。
今回4つのチャックポイントを確認いただくことで、皆さんが少しでも失敗を避けられたり、
より良い転職を考えるきっかけになったらといいな、と思います。
この4つのポイントは転職活動をする中で、自分の中で整理ください。
大手転職エージェントの友人のインタビュー、
また転職者の多い外資系企業のマネージャーとして部下を見ていて感じること、
から実際に遭遇したケース4つをお伝えします。
■4つのケース
①やりたいことのこだわりが強すぎる
②次の仕事に何を期待しているかわからない
③自分の能力を過剰に盛っている
④他人と比較してしまっている
①やりたいことのこだわりが強すぎる
なぜピンポイントの業務にこだわりが強すぎると不幸になってしまいやすいかというと、
転職先で必ずしもその業務ができるとは限らないからです。
実際に私の会社にも、初期配属が希望が叶わず、優秀だったにも関わらず転職をされてしまったケースがあります。
仮に転職時に募集業務が明確だったとしても会社の業績や方針転換で縮小や拡大によって違う職種への転換も十分にあります。
自分の中でビジョンや成し遂げたいことを持つことは素晴らしいと思います。
ここが見つからずにずっと悩ん手につかない方は多いと思います。
一方で、やりたいことがピンポイントの業務としてこだわりが強すぎるケースは一度、
なぜやりたいやりたいのか、根底にある理由を整理いただいく必要があると思います。
すでにそこまで整理されており、代替業務でも柔軟にやりがいを持てそうであれば問題ないです!
②次の仕事に何を期待しているかわからない
なぜ不幸な転職になりやすいかというと、次の職場でも前職と同様の不満が募るケースは十分考えられるからです。
今の職場をすぐに辞めたい、または辞めてしまって焦っているケースでは、気が付くとこのケースになってしまいやすいです。
頭ではわかっていても陥ってしまいやすいのがこのケース。
家族や友人に相談をして、冷静になって第三者の意見を聞くことが重要かと思います。
③自分の能力を過剰に盛っている
転職先では年齢が上がる毎に、即戦力として期待されるケースが増えます。
面接で良く見せようと思うあまり、面接官とズレが生じてしまうと転職後に苦労してしまいます。
自分の強みや前職の頑張りをしっかりと伝えることは重要ですが、
内定をゴールにせず、その先の会社員生活をイメージすることが重要です。
④他人と比較してしまっている
なぜかというと、転職先を決める基準が「他人と比較軸」が多くの割合を占めてしまった場合、
また別の悩みが転職後に発生してしまいます。
企業ブランド、年収、働きやすさ・・・など他人と比べていてはいつまでも満足できないと思います。
私もそういった気持ちが全くない訳ではないので、気持ちはわかります。
ただあくまで自分の軸をしっかり持って納得いく基準で選んでいただきたいと思います。
まとめ
いかがでしょうか?
転職前には、問題ないと思っていても、実際に転職活動をする中で陥ってしまうケースが多いので注意が必要です。
転職活動が始まるとなかなか冷静にチェックすることが難しくなりますので、
家族や親しい友人と4つのチャックポイントを確認していただけたらと思います。
みなさんの転職の成功を御祈りしています!
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