結論:日本は、不満ベースで転職する人が世界最多
今後のキャリアをどうしよう、こんなに考えるのは自分だけでないのか?と悩むことがあると思います。
また我慢すべき、と時間だけが経っているケースもあるでしょう。
周りの状況を知る、また世界と比較することで見えてくるキャリアの考え方も合わせてお伝えします。
今後のキャリアを考える時の参考にしてもらえたらと思います。
今回は、第8回世界青年意識調査の結果、またそれをもとに考察しています。
■国際調査から分かる3つのポイント
・長期就業を前提として就職
・長期就業が前提となっているために不満を溜めやすい
・キャリア意識が低い
・長期就業を前提として就職
「一生一つの職場で働き続けるべきである」は5カ国中で最多となっています。
日本の終身雇用の意識は徐々に薄くなっておりますが、それでも世界と比較するとまだ高い水準です。
・長期就業が前提となっているために不満を溜めやすい
「強い不満があれば、転職することもやむをえない」が日本は57.5%とアメリカやイギリスの2倍となっています。
それだけ不満ベースで転職を検討していることがわかります。
1つ目で触れた、1つの職場で働き続ける意識があることで、
強い不満を溜め込みやすくなっているのではないか、と考察します。
・キャリア意識が低い
「才能を活かすために積極的に転職するほうがよい」は5カ国中、最低となっています。
自分の才能を活かして、転職でキャリア開発をしていくという意識が低いことがわかります。
まとめ
いかがでしょうか?
終身雇用は崩壊しつつある中でも、長期雇用意識がまだ根強くあります。
それによって不満を溜め込みやすく、才能を活かしたキャリア意識が薄れているという、状況になっています。
不満を溜め込みながら限界が来て転職活動をするというのも一つですが、
余裕があるタイミングで自分の才能を活かすキャリアを考えるということも重要です。
一つの考えるきっかけになると幸いです。
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